2013年9月6日(金)19:00、9月7日(土)15:00
会場:ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川(京都)

リーディング公演 地点『レンツ』

演劇リーディング|21世紀のビューヒナー
ゲオルク・ビューヒナー生誕200年
シリーズ企画

  • 言語 日本語
  • 料金 一般 1500円 / 学生・語学講座受講生 1000円

「21世紀のビューヒナー」
今から200年前の1813年にドイツのヘッセン地方で生まれ、解剖学と哲学を学びつつ執筆を行い、また革命家としても活動、23歳4ヶ月というあまりにも短い、しかし凝縮した生涯を駆け抜けたゲオルグ・ビューヒナー。ドイツ文化センターのシリーズ企画「21世紀のビューヒナー」は、その生の軌跡をたどり、3篇の戯曲と1篇の短編小説という数少ない、 しかし今なお強い光芒を放ち続ける作品群を21世紀の視点から再発見する試みです。

リーディング公演 『レンツ』
テキストを綿密に解釈してその内部に深々と切り込み、さらに再構成して独自の世界を提示する手法で知られる劇団「地点」代表の演出家、三浦基がビューヒナーの『レンツ』をリーディングとして演出します。5名の俳優とひとりのコントラバス奏者が、心理描写と背景描写を音で立体化します。

演出: 三浦 基
出演: 安部聡子/石田大/窪田史恵/河野早紀/小林洋平
演奏: 安部紀子
制作: 田嶋結菜


『レンツ』について
レンツは冬山を越えてオーバーリン牧師のもとにしばし身を寄せますが、その滞在中に次第に精神に混乱をきたしていきます。オーバーリンが残した実際の手記を基に、ビューヒナーがレンツの心の状態と自らを重ね合わせ、冬のシュトラスブルク地方の自然描写を交えて描いた作品です。200年近くも前に書かれたとは思えない現代的で、リズミカルにたたみかけるような緊迫感あふれる文体が特徴です。

ヤーコプ・ミヒャエル・ラインホルト・レンツ (1751 - 1792)
作品のタイトルとなった詩人レンツは、ベルント・アロイス・ツィンマーマンのオペラ『兵士たち』の原作者として知られています。その並々ならぬ才能は当時高く評価されたものの、何らかの出来事の後ゲーテ(1749 - 1832)に疎まれ、ワイマールを去ることになったレンツは、その後精神を病み、モスクワで客死しました。