Thomas Melle
1975年生まれのトーマス・メレは、テュービンゲン、オースティン(テキサス州)、ベルリンで比較文学と哲学を学んだ。戯曲を執筆する傍らウィリアム・T・ヴォルマンやトム・マッカーシーなどの作品をドイツ語に翻訳した。デビュー小説『Sickster』(2011年)はドイツ書籍賞にノミネートされ、フランツ・ヘッセル賞を受賞した。続く2014年の小説『3000 Euro』もドイツ書籍賞の候補に挙がり2015年にベルリン芸術賞を受賞。2016年の『背後の世界』もドイツ書籍賞の候補となり、クロプシュトック賞を受賞した。2017-18年には、フランクフルトの文学賞「Stadtschreiber von Bergen」(フランクフルト市ベルゲン地区のStadtschreiberhausに滞在する権利と2万ユーロの賞金が与えられる)を受賞した。現在、ベルリンとウィーンを活動の拠点としている。
Jisung Kim
1987年生まれの金志成は、早稲田大学にて学び2018年博士号(ドイツ文学・語学)を取得する。博士課程在学中、日本学術振興会特別研究員を務め、ベルリン自由大学にドイツ学術交流会(DAAD)奨学生として留学。2018年以降、早稲田大学でドイツ文学・語学を教える。
Ko Machida
1962年生まれの町田康は小説家、パンクロック歌手、詩人、俳優。1996年にデビュー小説『くっすん大黒』が出版された。この作品でBunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞。ノンセンスや不合理、どたばた喜劇の要素を含んだ彼の描く独特な物語スタイルは、上方落語や時代劇に影響を受けている。2000年に小説『きれぎれ』で第123回芥川賞、2005年に小説『告白』で谷崎潤一郎賞を受賞した。