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20:00-21:30, JST

【対談】フランク・シェッツィング × 金志成

Zoom ウェビナー|ヨーロッパ文芸フェスティバル2021

  • オンライン オンライン

  • 言語 日独同時通訳付き
  • 料金 無料・お申込み不要

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ヨーロッパ文芸フェスティバル2021は「Future of Living」をテーマの一つに掲げています。ゲーテ・インスティトゥート東京は作家のフランク・シェッツィング氏を迎え、持続可能性とアクティビズムについてお話を伺います。聞き手はドイツ文学研究者の金志成氏です。対談は11月17日にZoomで配信されます。
 
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気候変動は人類にとって最大の危機の一つです。気候変動によって、地球上の多くの地域が貧困や紛争に直面することになります。それでも気候危機を楽天的にとらえることはできるのでしょうか? 作家のフランク・シェッツィング氏はこの問いに「イエス」と答え、今年4月には『Was, wenn wir einfach die Welt retten?(何はともあれ、世界を救うことにしませんか?)』を刊行し、行動を呼びかけました。

どうしてシェッツィング氏は小説ではなくノンフィクション書籍を執筆し、作家として気候変動に抗おうとしたのでしょうか? 現在ドラマ化されているベストセラー『深海のYrr(イール)』(北川和代訳、ハヤカワ文庫)などこれまでの小説作品と、今回刊行されたノンフィクション書籍との違いは何でしょうか?

ヨーロッパ文芸フェスティバル2021は「Future of Living and Ecology」をテーマに掲げており、シェッツィング氏とドイツ語文学研究者・金志成氏との対話を通し、創作とアクティビズムとの関係や、来るべき気候変動の時代における文学の役割について光を当てます。

日本の皆さまにとっては、まだ日本語訳されていない書籍について知り、作家に質問をすることのできる、貴重な機会です。本イベントは、ヨーロッパ文芸フェスティバル2021のオープニングを飾るイベントとして、Zoom ウェビナー(日独同時通訳付き)で配信されます。


フランク・シェッツィング

1957年ケルン生まれ。1995年に歴史小説『黒のトイフェル(Tod und Teufel)』(日本語版:北川和代訳、ハヤカワ文庫、2009年)を刊行し、ノルトライン=ヴェストファーレン州、のちにドイツ全土でベストセラーとなる。『沈黙への三日間(Lautlos)』(日本語版:北川和代訳、ハヤカワ文庫、2011年)を含めた2冊の小説と短編集1冊を刊行した後、2004年には小説『深海のyrr(イール)(Der Schwarm)』(日本語版:北川和代訳、ハヤカワ文庫、2008年)を刊行。本作は450万部を売り上げ、27言語に翻訳された。2009年の『LIMIT(リミット)』(日本語版:北川和代訳、ハヤカワ文庫、2010年)や2014年の『緊急速報(Breaking News)』(日本語版:北川和代・田中順子・岡本朋子訳、ハヤカワ文庫、2015年)も世界的ベストセラーとなる。2018年には現時点で最新となるスリラー小説『Die Tyrannei des Schmetterlings(蝶の圧政)』を刊行。2006年には、進化論についてのノンフィクション『知られざる宇宙 ――海の中のタイムトラベル(Nachrichten aus einem unbekannten Universum)』(日本語版:鹿沼博史訳、大月書店、2007年)がBild der Wissenschaft誌によって最優秀学術書に選ばれるなど、ノンフィクション作家としても定評を得ている。『Was, wenn wir einfach die Welt retten? (何はともあれ、世界を救うことにしませんか?)』は、作家にとって2冊目のノンフィクション作品。ケルン在住。

金 志成(キム チソン)

1987年大阪生まれ。東京都立大学人文社会学部准教授。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。著書『対話性の境界――ウーヴェ・ヨーンゾンの詩学』(法政大学出版局、2020年)など、ドイツ現代文学に関する刊行物多数。2018年にトーマス・メレ『背後の世界』(河出書房新社)を翻訳、2020年にルッツ・ザイラー『クルーゾー』の翻訳企画により「かけはし文学賞」を受賞。