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19:30-21:00

人生を描くこと―ウリ・ルストとの対話

朗読と対談 | グラフィックノベルの朗読

  • ゲーテ・インスティトゥート東京 図書館, 東京

  • 言語 日本語、ドイツ語
  • 料金 無料、要申込

Gezeichnetes Leben 1:1 © Goethe-Institut Tokyo

Gezeichnetes Leben © Goethe-Institut Tokyo

今年、自伝的グラフィックノベル『今日が人生最後の日』の邦訳が出版されたオーストリアのコミック作家ウリ・ルストさんが来日するのに合わせ、ゲーテ・インスティトゥート東京で特別イベントを開催します。

今回のイベントでは、2つの作品に焦点を当てます。『今日が人生最後の日』は10代の女性を主人公とした自伝的作品。最新作『Die Frau als Mensch』は、石器時代から続く伝統的な性別役割分担と、それが現代にも与え続けている影響について考察した作品です。イベントでは、両作品の朗読とトークが行われます。

場所: ゲーテ・インスティトゥート東京 図書館
日時: 2025年10月31日(金)19:30〜

入場無料ですが、事前のお申し込みをお願いいたします。

皆さまのご来場を心よりお待ちしております!


協力:オーストリア文化フォーラム東京

作家

ウリ ルスト

ウリ・ルスト氏(1967年生まれ)は、1995年にウィーンからベルリンへ移住しました。それ以来、現代の日常生活を鋭く観察したコミック・ルポルタージュを制作しており、ベルリンのショッピングセンターを描いた作品(『Fashionvictims, Trendverächter – Comicreportagen aus Berlin』avant-verlag、2008年)などがあります。
2009年秋には、旅と悪漢小説、そして実存的なティーンエイジャー・ドラマが融合した青春時代を描いた長編コミック『Heute ist der letzte Tag vom Rest Deines Lebens』(avant-verlag)を発表。複数の言語に翻訳され、アングレーム国際漫画祭の「Prix de Révélation」、米国の「Ignatz Award」および「LA Times Book Award」など、数々の賞を受賞しました。
2013年には、マルセル・バイヤーの同名小説をコミック化した『Flughunde』(Suhrkamp)が出版されました。2017年には、特異な三角関係を描いた自伝的グラフィック・ノベル『Wie ich versuchte ein guter Mensch zu sein』(Suhrkamp)を発表し、2018年にアングレームの「Fauve d’or」最終候補に選ばれ、サンディエゴのコミコンで「Inkpot Award」を受賞しました。
2025年春には『Die Frau als Mensch』第1巻が刊行され、同年のドイツ・ノンフィクション賞を受賞。この賞にコミック作品がノミネートされたのは初めてのことです。
2013年9月より、ハノーファー応用科学芸術大学で「ドローイング&コミック」の教授を務めています。

司会

エリナ 綿谷

ラジオDJ/エッセイスト。ドイツ・デュッセルドルフ出身。ベルリン自由大学卒業。
8か国語の素養がある。2014年日本に活動拠点を移し、異文化間の対話や理解の大切さを発信している。
2018年TOKYOFMにてラジオDJとしてデビュー。

2019~2023年NHK Eテレ「旅するドイツ語」「旅するためのドイツ語」で番組キャラクター「モーリー」の声とパートナーを担当。
2023年~NHK 第2「まいにちドイツ語」ナビゲーター
TOKYO2020オリンピック表彰式にて仏語アナウンスを務めた。著書「おしゃべりなドイツ語」(左右社)など。
「教養としての『ラテン語の授業』」(ダイヤモンド社)オーディオブックなどナレーターとしても活躍。

 

パートナー

  • Österreichisches Kulturforum Tokyo
  • 株式会社シュークリーム