映画
ラース・クラウメ監督
『僕たちは希望という名の列車に乗った』

Das schweigende Klassenzimmer
©Studiocanal GmbH Julia Terjung

京都シネマ、ほか

1956年、東ドイツの模範的労働者都市スターリンシュタットの高校3年生、テオとクルトは列車で訪れた西ベルリンの映画館でハンガリー動乱のニュース映像目にし、いたく心を揺さぶられる。スターリンシュタットに戻ると、自由を求め闘ったハンガリーの犠牲者に、授業中、1分間黙祷することを思いついた。そのことが誰も予測できなかった結果をもたらすことになる。国家権力は、少年たちの行動を反革命的行為と断罪、首謀者の名を挙げるよう詰寄る。卒業を目の前に、彼らは将来を大きく変える決断に迫られる・・・。
 
監督・脚本のラース・クラウメは、新人俳優を起用し、実力派で脇役を固めた。原作となったのはディートリッヒ・ガーストの自伝的小説『Das schweigende Klassenzimmer』(沈黙の教室)。ドイツ戦後史の心に刺さる一章。
 
 
『僕たちは希望という名の列車に乗った』
監督・脚本:ラース・クラウメ、2017年、ドイツ、111分。
出演:レオナルド・シャイヒャー、トム・グラメンツ、レーナ・クレンケ 他
 

詳細

京都シネマ、ほか



言語: ドイツ語音声、日本語字幕

075-353-4723 (京都シネマ)