かけはし文学賞

かけはし文学賞 © Goethe-Institut Tokyo / Nele Brönner

境界を越えて一方と他方を結ぶ「かけはし」のように、ゲーテ・インスティトゥート東京とメルク (Merck KGaA) が共同で開催する「かけはし文学賞」は、ドイツ語の現代文学とその日本語への翻訳を助成し、日独の間に文学の「かけはし」を架ける活動を行っています。

2024年かけはし文学賞の公募について

かけはし文学賞について

2013年の開始以来、隔年で開催されているかけはし文学賞は、ドイツ語の文芸作品とその日本語訳の両方を審査対象としています。翻訳者自身が、現代的なテーマと向き合った、日本で広く紹介すべき文芸作品を提案します。計2万ユーロの賞金は作家ならびに、翻訳刊行を通じて文化交流に貢献する翻訳者・出版社へと授与されます。

メルクはドイツに本社を置くヘルスケア、ライフサイエンス、エレクトロニクスの分野における世界有数の企業です。サイエンスとテクノロジーへのあくなき探究から生まれる革新的な製品・サービスで人々の豊かな暮らしを創造しています。日本においては1968年に現地法人を設立、以来日本に根付いた事業展開を行っています。かけはし文学賞は、現在メルクが世界中で展開している5つの文学支援のうちのひとつです。
 
ゲーテ・インスティトゥートは、ドイツ連邦共和国を代表する文化機関として、世界各地で活動を展開しています。活動の中心となるのは、海外におけるドイツ語教育の推進と、国際的な協力に支えられた文化活動です。ドイツの文化、社会、政治に関する最新の情報を発信することで、ドイツの全体像を紹介しています。また文化・教育プログラムは異文化交流を促進し、異文化体験を可能にし、人と人とのつながりを強めて国際的な交流をサポートします。世界90ヶ国を超える国々で、ドイツという国とその文化に積極的に関わるすべての人にとってのパートナーとして、ゲーテ・インスティトゥートは政治的干渉を受けることなく、自らの決定と責任において活動を行っています。

過去の受賞作品

Thumbnail Artur Becker Interview © Goethe-Institut Tokyo

2022年かけはし文学賞
受賞者インタビュー:アルトゥール・ベッカー

Thumbnail Tsuzuko Abe Interview © Goethe-Institut Tokyo

2022年かけはし文学賞
受賞者インタビュー:阿部津々子


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