2013年の開始以来、隔年で開催されているかけはし文学賞は、ドイツ語の文芸作品とその日本語訳の両方を審査対象としています。翻訳者自身が、現代的なテーマと向き合った、日本で広く紹介すべき文芸作品を提案します。計2万ユーロの賞金は作家ならびに、翻訳刊行を通じて文化交流に貢献する翻訳者・出版社へと授与されます。
応募資格
ドイツ語から日本語へと翻訳を行う文芸翻訳者
応募条件
- 現代社会の問題をテーマとして扱ったドイツ語圏の現代文学(小説・詩集・戯曲など)を、翻訳者が選定し日本語訳の提案をする
- 翻訳を完遂し出版する見込みがあること
- ドイツ語原文からの翻訳に限る
応募方法・必要書類
- 経歴(履歴書/翻訳・著作一覧)(ドイツ語)
- 応募作品の概要・応募理由(ドイツ語)
- 応募作品の試訳(訳文5頁以内)および、対応部分の原文
- 既に出版された翻訳書のある応募者は、翻訳書及びその原書(PDFデータ)
- 応募作品の日本における出版権が、応募の時点で他者によって取得されていないことを翻訳者自身で事前に確認する
審査委員会
審査委員長
新本史斉 (明治大学 文学部教授)
審査委員
細井直子 (翻訳家)
浜崎 桂子(立教大学 異文化コミュニケーション学部教授)
高本 教之(東京都立大学 人文社会学部助教)
クリストファー・トーマス(メルク (Merck KGaA) 代表取締役/日本カントリースピーカー
)
ペーター・アンダース(ゲーテ・インスティトゥート東京 所長)
応募締め切りは2024年2月29日です。
応募書類はすべてPDF形式で、ゲーテ・インスティトゥート東京図書館 bibliothek-tokyo@goethe.de
までお送りください。
*応募受付は終了しました。