〈ライブ配信〉青木涼子とアンサンブル・ムジークファブリークによる 新型コロナウィルス終息祈願
「能声楽奉納」ドイツのために

Ryoko Aoki © Toshifumi Tsuyama

2021年2月19日
19:00-19:20(日本)
11:00-11:20(CET)

コロナ危機でコンサート活動が著しく制限される中、ジャンルの枠を超えて国際的な活動を展開する能声楽家・青木涼子がケルンのアンサンブル・ムジークファブリークと共に、新型コロナウイルス終息祈願「能声楽奉納」を、横浜三渓園からリモート演奏のYouTubeライブとして実施します。

昨年ヨーロッパでのコロナの感染爆発後、青木涼子は5月から自らの主な活動拠点とするヨーロッパの作曲家や演奏家の暮らす国の人々に向けて、オンライン奉納演奏を行ってきました。イタリア、フランス、スペイン、オランダに向けて実施した後、今回はドイツに向けて配信されます。

奉納演奏されるのは、ハンガリーの作曲家・指揮者ペーテル・エトヴェシュが青木涼子のために作曲した『くちづけ』です。この作品は、 2019年9月にベルリン・フィルハーモニーホールにてエトヴェシュの指揮のもと、青木涼子とムジークファブリークにより演奏されました。

『くちづけ』はイタリアの小説家アレッサンドロ・バリッコによるベストセラー小説『絹』を基にした作品で、日本語台本は劇作家で演出家の平田オリザが手がけています。小説『絹』は幕末にフランスで蚕に流行病が発生したため、フランス人商人が絹を求めて日本に訪れる話で、富岡製糸場を思わせる背景になっています。横浜三渓園を作った原三渓は富岡製糸場を経営していました。「絹」と縁が深い横浜、三渓園とケルンをつないで配信します。

曲目:ペーテル・エトヴェシュ『くちづけ』
出演:青木涼子(能声楽・横浜)アンサンブル・ムジークファブリーク(管弦楽・ケルン)ペーテル・エトヴェシュ(作曲・ブダペスト)
テクニカル・ディレクション/ライブストリーム:LUFTZUG
助成:神奈川県文化芸術活動再開加速化事業補助金
協力:ゲーテ・インスティトゥート東京、三渓園、AMATI

視聴用URL:https://youtu.be/X2yIQnM_Z2w
PeatixとPayPalで支援金を受付
Peatix https://honohforgermany.peatix.com/
PayPal https://www.paypal.me/nohvoicemusic

戻る