翻訳支援

翻訳支援 写真:Goethe-Institut/Loredana La Rocca

ゲーテ・インスティトゥートの「翻訳支援」は、ドイツ語の文献を外国語(日本の場合は日本語)に翻訳出版する場合に、その出版に価値がありながらも財政的理由で困難な場合に行われます。

「翻訳支援」の検討対象となるのは、学術的に重要な著作、ドイツ語の文学および児童・青少年文学作品、その他ドイツ理解の上で重要なノンフィクションなどです。

「翻訳支援」は、翻訳費用に対しての助成金という形で行われます。この支援活動はドイツの文化交流促進の重要なプログラムの一つとして位置付けられています。

この「翻訳支援」システムができたのは約35年前のことですが、この間に世界45の言語、約5千タイトルの翻訳書に対して翻訳支援が行われました。

申請

申請は、各国のゲーテ・インスティトゥート(日本の場合は、東京にあるドイツ文化センター)でおこなってください。ゲーテ・インスティトゥートのない国の場合は、大使館を通じて行ってください。

各国のゲーテ・インスティトゥート(日本の場合は、東京ドイツ文化センター)が、支援の可能性があるかどうか十分に検討します。支援の可能性があると認められた申請については、所見を添えた資料が、ゲーテ・インスティトゥートのミュンヘン本部に送られます。ミュンヘン本部の翻訳支援委員会で実際に支援が行われるのか、また、支援が行われる場合に、その支援の額が、決定されます。
支援が認められない申請については、各国のゲーテ・インスティトゥート(日本の場合は、東京ドイツ文化センター)が、その旨申請者に直接連絡します。

申請の締め切り:

翻訳支援委員会は、以下の期日で年に4回開かれます。
  • 1月末:文学、児童・青少年文学
  • 4月末:すべての専門分野
  • 7月末:文学、児童・青少年文学
  • 10月末:すべての専門分野
次回の翻訳支援委員会:

各国のゲーテ・インスティトゥート(日本の場合は、東京ドイツ文化センター)は、

皆様からの申請に逐次対応していきます。受け取られた申請は、次の翻訳支援委員会で検討されます。翻訳支援委員会が開かれる4週間前より後にミュンヘンに到着した申請は、検討対象にはなりません。

学術書については、ドイツ研究協会の所見を得る必要がありますなので、十分時間の余裕をもって申請してください。4月の翻訳支援委員会での検討を希望される場合には、1月31日に書類がミュンヘン本部に到着するように手配してください。

10月の翻訳支援委員会での検討を希望される場合には、7月31日に書類がミュンヘン本部に到着するように手配してください。
「翻訳支援」の申請ができるのは、ドイツ国外にある出版社です。(日本の場合は日本の出版社です。)

申請の必要要件:
  • 正式な翻訳権があること。(翻訳権が問題とならない著作はこのかぎりではない。)
  • その著作が、支援決定がされた時点で、まだ印刷されていないこと。また、出版されていないこと。
  • 申請書がもれなく記載され、以下の添付資料が、すべて送付されていること。
    • 出版部数と出版にかかる全費用の見積もり
    • 翻訳権ライセンス契約書のコピー
    • 翻訳契約書コピー
    • ドイツ語の原本2冊および書評(これらは、 ドイツの出版社からゲーテ・インスティトゥ ート・ミュンヘン本部に送ってもらうように 手配する。)
    • 翻訳権の処理が必要のない著作では、ドイツ 語のテキストのコピー。
    • 申請の理由(日本におけるその著作の重要性、その著作が紹介される意味、財政上の支援の必要性など、日本語で書いてかまいません。:申請書参照)

翻訳支援の支払いは、完成した翻訳書の見本とこの出版に関係する費用の支払い証明書がミュンヘン本部に提出された段階で行われます。