映画
EU FILM DAYS 2021 in Kyoto

システム・クラッシャー ‐ 家に帰りたい
システム・クラッシャー ‐ 家に帰りたい | © kineo / Weydemann Bros. / Yunus Roy Imer

『システム・クラッシャー ~ 家に帰りたい』 監督:ノラ・フィングシャイト

京都文化博物館3階フィルムシアター

今年で19回目を迎えるEUフィルムデーズは、最新のヨーロッパ映画を日本に紹介します。本年のドイツ映画は、ノラ・フィングシャイト監督の『システム・クラッシャー ~ 家に帰りたい』です。

『システム・クラッシャー ~ 家に帰りたい』
上映日時(京都会場):2021年6月20日(日)10:30~

手の付けようのない問題児、9歳の少女ベニーを青少年課の職員は「システム・クラッシャー」と呼ぶ。里親の家庭、グループホーム、特別支援学校 ―どこに行こうと、ベニーは追い出しをくらう。安らぎを求めて、母親の元に戻りたいと願うだけなのに。しかし、母親のビアンカも、反応の読めない娘に強い不安を抱えている。ベニーの居場所が本当になくなり、解決策も見えないところに、非暴力トレーナーのミヒァがベニーと日常を共にすることになる。彼の力で少女を怒りの渦から解放することはできるのだろうか?

ノラ・フィングシャイト監督の長編デビュー作はその繊細かつ強烈な演出により、2019年のベルリン映画祭で注目を浴び、銀熊賞(アルフレード・バウアー賞)に輝いた。また2020年のドイツ映画賞では8部門でローラ賞を受賞。主演のヘレナ・ツェンゲルは11歳(当時)で女優賞に輝き、ドイツ映画賞において最年少の受賞者となった。
 
2019年、118分、ドイツ語/日本語字幕付
監督:ノラ・フィングシャイト
出演:ヘレナ・ツェンゲル、アルブレヒト・シュッフ、リザ・ハーグマイスター、ガブリエラ=マリア・シュマイデ他



 

詳細

京都文化博物館3階フィルムシアター

京都市中京区三条高倉

言語: ドイツ語・日本語字幕付

料金: 大人:500円、大学生:400円、高校生以下:無料