講演会
演劇についての新たな考察 — トーマス・レーメンを迎えて
ヨーロッパの古典演劇も、社会性が反映される現代演劇プロジェクトの多くも、その内容は枠組みや表現形態によって判断される。伝統的なアジアの演劇空間の場合も、時間的・哲学的な面での違いはあるが、やはり同じような指向性が働いている。そこに今、加わったのがインターネットという場であり、変化したコミュニケーションの形式だ。それによって、従来の物質的なものへの指向性が大きく変わり、ヴァーチャルな価値を指向するようになってきた。それに伴い、演劇分野でも新たな現象が出現した。「純粋な主張としての芸術」である。
振付家トーマス・レーメンが「演劇についての新たな考察」のシリーズで紹介するその思考は、既存の演劇形式の新たな分析であり、先述の彼の現在のプロジェクトを探索するフィールドを記述する試みである。
協力:KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭
詳細
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ドイツ文化会館内
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東京
03-3584-3201
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シリーズの一部 演劇についての新たな考察
日独通訳付
入場無料、なるべく事前にお申込みください。