オンライントークイベント
再生産労働について

再生産労働について
© Center for Reproductive Labor

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ヨーゼフ・ボイスの芸術・社会的アジェンダは、芸術を通じて社会の変革を目指す社会彫刻という概念によると、芸術とアクティヴィズム、それから現実政治の要素を溶解させるものです。
 
ゲーテ・インスティトゥート東京の主催による分野横断的プロジェクトbeuys on/off「自由国際大学2.0」では、アーティスティック・ディレクターの高橋瑞木が複数のアーティストやキュレーターに、ボイスのアジェンダの核心的なテーマを現在の視点から捉えなおすことを依頼しました。これら4つのテーマは「ユーラシア」、「教育」、「経済」及び「エコロジー」です。「経済」プログラムを担うのはアクティヴィストによる国際的な集団「センター・フォー・リプロダクティブ・レイバー」です。再生産労働は、あらゆる形態の生命を維持するために最も本質的な労働であるという認識のもと、社会主義フェミニストや移民家事労働者の運動に貢献するための創造的かつ実践的なスキルと、政治を発展させることを目的に活動を続けています。
  
ヨーゼフ・ボイスは講義やトークでしばしば経済の持続可能性をとりあげてきました。再生産労働に関し、ボイスが主婦への給料支払を要求したことは広く知られています。従来無償で行われてきた労働の社会的価値を問い直し、伝統的な家族概念の差別構造に切り込む姿勢を示しました。

今回のオンライン・トークでは、センター・フォー・リプロダクティブ・レイバーのメンバーである須川咲子が、現在インスタグラム上で展開する、再生産労働に重点を置いたフェミニズムのための政治教育について、紹介します。これまで投稿されたポストの解説を通して、グローバル化及びコロナ禍に伴い、さらに複雑化しつつある再生産労働の多面性について理解を深めるとともに、再生産労働とフェミニズムの関係も紐解いていきます。
 
beuys on /offでこれまでに公開されたセンターの投稿は、beuys on/offのホームページbeuysonoff.comでご覧いただけます。
 


 
 
 

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言語: 日本語・英語同時通訳付
料金: 無料、事前登録不要

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