コンサート
バッハ・オルガン作品全曲演奏会 Vol.11

Bach Orgelkonzert
Izumi Hall

「トッカータとフーガは二短調で!」

いずみホール

バッハ・オルガン作品全曲演奏会では、バッハが遺した228曲のオルガン作品を世界中から厳選された腕利きの14人のオルガニストがリレー形式でつなぐ、いずみホールとバッハ・アルヒーフ・ライプツィヒの共同企画です。
第11回目となる今回のコンサートに登場するのは、フランスが誇る世界屈指のオルガニスト、オリヴィエ・ラトリーです。23歳の若さでパリ、ノートルダム寺院の正オルガニストに抜擢され、その後世界各国で演奏活動を繰り広げる名手です。
フランス・アルザス地方生まれのいずみホールのパイプオルガンをどのように響かせるのか、ご期待ください。
 

© Deyan Parouchev
© Deyan Parouchev
オリヴィエ・ラトリー(Olivier Latry)
1962年、ブローニュ・シュル・メールに生まれる。幼少より音楽の勉強をスタートし、後にサン・モール・デ・フォゼ音楽院でオルガンをガストン・リデーズに師事。1981-85年までモー大聖堂のオルガニストを勤め、85年、23歳の若さで、厳しい審査の結果、パリのノートルダム寺院の正オルガニストに抜擢された。1990年に母校サン・モール・デ・フォゼ音楽院の教授に、95年にはパリ国立高等音学院の教授に就任。五大陸の50余りの国々で、まるでフランス・オルガン音楽を紹介する親善大使であるかのように公演を行い、各地で絶大な賞賛を浴びている。
また、フランスの伝統である“即興演奏“の第一人者としても高い評価を得ている。現代音楽にも多大な関心を持ち、同世代の作曲家、特にフランスの作曲家の作品の初演を多く手がけている。中でもオリヴィエ・メシアンのオルガン曲の全曲演奏を6回のシリーズに分けて、パリ、ロンドン、ニューヨークで行い絶賛を博した。古典から現代に至る、多くの作曲家の作品をCD録音、ドイツ・グラモフォンなどから発売されている。
 
プログラム
J.S. バッハ
トッカータとフーガ 二短調 BWV565
 《オルガン小曲集》より
     《キリストは死の縄目につながれたり》BWV625
     《われらの救い主なるイエス・キリストは》BWV626
     《キリストは甦りたまえり》BWV627
     《聖なるキリストは甦りたまえり》BWV628
     《栄光の日は現れたり》BWV629
     《今日 神の子は勝利の凱旋をなしたもう》BWV630
トリオ 二短調BWV583
トリオ ハ短調BWV585
プレリュードとフーガ 二短調BWV539
協奏曲 ニ短調BWV596
《全能の神に讃美あれ》BWV704
《おお、神の子羊、罪なくして》BWV1085
《おお、神の子羊、罪なくして》BWV1095
《音楽の捧げもの》より 6声のリチェルカーレBWV1079


 

詳細

いずみホール


大阪市

料金: 一般4,000円/学生2,000円

06-6944-1188(いすみホールチケットセンター)

大阪市中央区城見1-4-70
16時開演/15時30分開場