アーティストトーク
リカルダ・ロッガンと安村崇によるトーク 『 目立たないものの存在について』
存在感を際立たせること、あるいはその神秘性の冒涜 -写真はどのようにして、対象のアウラを(とりわけそれが平凡で日常的な物体であるとき)映り込ませるのか。また、写真家はその媒介者といえるだろうか。
日独の写真家リカルダ・ロッガンと安村崇が、自身の作品や作家活動を例に挙げながら、目立たないものの存在をテーマにトークを繰り広げる。
キュレーターの伊藤貴弘(東京都写真美術館)が司会を務める。
リカルダ・ロッガン
リカルダ・ロッガンは1972年ドレスデン生まれ。1993年よりライプツィヒ視覚芸術アカデミーに学び、1996年からは写真家ティム・ラウテルトに師事、2002年のディプロム取得後、ラウテルトのもと修士課程で学んだ。さらに2003年にはロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アートのマスターコースで写真学を学んだ。2013年よりシュトウットガルト造形美術大学で教授として写真を教えている。
安村 崇
1972年滋賀県生まれ。95年日本大学芸術学部写真学科卒業。99年に「第8回写真新世紀」年間グランプリ受賞。2005年に写真集『日常らしさ/Domestic Scandals』を発表。同年、パルコミュージアムで「安村崇写真展」を開催。2006年にはマドリードでグループ展「PHotoESPAÑA」に参加。2017年に写真集『1/1』を発表。
詳細
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言語: ドイツ語、日本語 通訳つき
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