川口隆夫ダンス・プロジェクト 『バラ色ダンス 純粋性愛批判』序章

Takao Kawaguchi

10月14日(金) 19:00(初演)
10月15日(土) 18:00
10月16日(日) 17:00
映画:
① 10月15日(土) 13:00
② 10月15日(土) 15:00
③ 10月16日(日) 13:00

ゲーテ・インスティトゥート東京 ホール

日本発の前衛的身体表現である舞踏を生み育んだ 60 年代は、政治や社会が大きく揺れ動く中、全てが混沌とした熱気を帯びていた時代であり、当時の感性を形容する言葉のひとつが「キャンプ」でした。
本作では、土方巽が綺羅星の如き前衛芸術家と創り上げた『バラ色ダンス』(1965)を徹底的にリサーチし、近年 再び注目を集める「キャンプ」という切り口から再解釈することで、創成期の舞踏が有していたカオスのエネルギーを呼び起こし、社会に存在する見えない壁の数々を明るく楽しく打ち破ることを試みます。

構成・演出:川口隆夫 Rosentanz Tänzer*innen 出演:三浦一壮、川村美紀子、藤田真之助、三好彼流、川口隆夫
音楽:梅原徹、小野龍一、松丸契、和田翼
映像:酒本凌 衣裳:北村教子 ドラマトゥルク:呉宮百合香
 

公演日程 

10月14日(金)19:30    (※開場は各回、開演の30分前)
10月15日(土)18:00   
10月16日(日)17:00 
  

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同時開催:映像上映&トーク
「1960年代−2020年代へ 〈キャンプ〉的アティチュードの水脈」

キュレーション:鈴木章浩/Art Saloon

時代と国境を越え、新しいビジョンを産み出し続ける〈キャンプ〉の魅力を大特集。1970年代、1990年代、2010年代の日本の〈キャンプ〉的なビジョン溢れる作品に加え、70年代ニューヨークのアンダーグラウンド・シーンを捉えたドイツ映画作品を日本初上映します。

UNDERGROUND AND EMIGRANTS(1976)<Br> 監督:ローザ・フォン・プラウンハイム UNDERGROUND AND EMIGRANTS(1976)
監督:ローザ・フォン・プラウンハイム
① 10月15日(土) 
13:00
「70年代 ニューヨーク・アンダーグラウンドの肖像」

『UNDERGROUND AND EMIGRANTS』(1976年・90分) 
  監督:ローザ・フォン・プラウンハイム 《日本初公開・プレミア上映》

Diamond Hour 『ダイヤモンド・アワー』(1994)
監督:D.K.ウラヂ
②10月15日(土) 15:00 
「90年代 AIDS、ドラァグ、キャンプ」

『ダイヤモンド・アワー』(1994年・90分)監督:D.K.ウラヂ 


『貴夜夢富(キャンプ)』(1970)<Br> 監督:岡部道男 『貴夜夢富(キャンプ)』(1970)
監督:岡部道男


10月16日(日) 13:00 
「1970年~2010年代 日本的〈キャンプ〉の水脈 岡部道男+高田冬彦」
『貴夜夢富』(1970年・45分)監督:岡部道男 




「高田冬彦 短編集」より『LEAVE BRITNEY<Br>  ALONE!』(2009) 監督:高田冬彦 「高田冬彦 短編集」より『LEAVE BRITNEY ALONE!』(2009) 監督:高田冬彦
「高田冬彦 短編集」
2009年〜2019年・約35分)監督:高田冬彦 


トーク(出演:高田冬彦、川口隆夫、鈴木章浩)





主催:川口隆夫/ゲーテ・インスティトゥート東京
助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京 

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