オルタナティブ・カルチャー

Archive der Protest-, Freiheits- und Emanzipationsbewegungen © Goethe-Institut Tokyo

2018/05/27 (日)

ゲーテ・インスティトゥート東京 図書館


アクセス
ドイツ文化会館内
107-0052東京都港区赤坂7-5-56 2F

存続のために‐抵抗・自由・開放運動のアーカイブ

 抵抗運動、自由・解放運動、オルタナティブ運動は、その国の社会を持続可能な形へと形成する。次の世代のためにも社会の反対運動の歴史を今後の現代史の研究へ繋げるために、当時のパンフレットや写真、ニュースレター、デジタル典拠などは必要不可欠な資料である。しかしながら、抵抗運動の一次資料は公的なアーカイブへ収集されることはほとんどなく、その保存を保証されている状況にない。市民の”下から(草の根)”の記憶を繋いでいくには、市民社会が積極的に関わっていく必要がある。

今回ドイツと日本から、市民の社会参加を促すオピニオンリーダーとアーカイヴの代表を迎え、知識を共有財産として継承するにあたっての市民社会が果たす役割を議論する。本シンポジウムは、市民運動に関わる活動家やテーマに関心のある方々を対象とする。
 
ライナー・シュプレンゲル


1960年生まれ。フランスのナンシー大学(1986年)とドイツのハノーファー大学(1988年)で社会科学を学び、1994年に社会哲学の博士課程を修了。その後10年間、州立図書館と民間の情報アーカイブセンターで働く。さらに市民社会や市民活動(ボランティア、寄付、財団)にも精力的に取り組む。2015年からベルリンの市民活動連邦ネットワーク(Bundesnetzwerks Bürgerschaftliches Engagement (BBE) Berlin)で情報・コミュニティー部長を務める。市民活動や慈善活動のためのフリーランスの専門家でもある。
 
平野泉

1963年生まれ。1986年に上智大学外国語学部ドイツ語学科を卒業し、その後2年間、銀行員として勤務。2000年から2001年にかけて、南ドイツ新聞極東特派員のアシスタントをしたのち、埼玉大学共生社会研究センターの非常勤職員として、市民活動の記録の整理に携わる。2008年に学習院大学大学院人文科学研究科に新設されたアーカイブズ学専攻博士前期課程に入学。2010年同課程を修了し、立教大学共生社会研究センターの学術調査員となり、現在は同センターのアーキビストとして、市民活動・社会運動アーカイブズの保存と公開に取り組んでいる。
 
内田聖子
1970年生まれ。特定非営利活動法人アジア太平洋資料センター(PARC)共同代表。慶應義塾大学文学部卒業(専攻は社会学。

1980年代、日本で広がった反原発運動の影響を受け、市民運動に関わり始める。20代では子どものいじめや管理教育の問題を考える活動に参加。大学卒業後、出版社勤務などを経て2001年より同センター事務局スタッフとなる。PARCで長年取り組んできた貿易や投資、債務問題など、PARC創設者の一人である故・北沢洋子さんらと取り組む。2010年以降は、TPPをはじめとする自由貿易・投資協定のウォッチと調査、政府や国際機関への提言活動、市民キャンペーンなどを行う。TPPウォッチの国際NGOネットワークにも所属し、米国、ニュージーランド、オーストラリア、マレーシアなどの市民社会とともに活動。
 
和田悠
1976年生まれ。2005年3月慶應義塾大学大学院社会学研究科社会学専攻単位取得
退学。法政大学ほか非常勤講師、日本学術振興会特別研究員を経て、現在は立教
大学文学部教育学科准教授(社会教育・生涯学習論、社会科教育論などを担
当)・ジェンダーフォーラム所長。

主な著作に『戦後思想の再審判―丸山眞男から柄谷行人まで』(大井赤
井、大園誠、神子島健と共編)、『リアル世界をあきらめないーこの社会は変わ
らないと思っているあなたに』(時代をつくる文化ラボ制作)など。

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