DEFA映画特集 『殺人者は我々の中にいる』

Die Mörder sind unter uns    © DEFA-Stiftung, Eugen Klagemann

2018/05/22(火)
18:30開演
(開場:18:00)

同志社大学 寒梅館クローバーホール(京都)

監督・脚本:ヴォルフガング・シュタウテ、1946年、ドイツ、84分

1945年ベルリン。写真家のスザンネ・ヴァルナーが強制収容所から帰ると、空き家になっていたはずの自宅に住人がいた。外科医のメルテンスは、戦争中の恐ろしい記憶から逃れるためアルコールに依存する日々を送っている。二人は衝突しながらも、スザンネの助けを借りて次第に自分を取り戻すメルテンス。戦場で女性や子供の虐殺を命じたかつての上官ブリュックナー大尉に再会を果たし・・・。

1946年に創設された東ドイツ国営の映画製作会社DEFAの記念すべき第一回作品。終戦後まもなくの荒廃したベルリンで撮影された「がれき映画」の代表作。戦前のドイツ映画黄金期を彷彿させる素晴らしいカメラワークである。

※上映後、DEFA財団のミルコ・ヴィアマン氏によるトークあり。(日独逐次通訳付)

 

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