ミヒャエル・グレースナー
舞台芸術

ミヒャエル・グレースナー © Michael Graessner

ミヒャエル・グレースナー(1969年生まれ)は、ベルリン芸術大学で舞台美術を学んだ。グレースナーはミュンヘン・カンマーシュピーレ劇場、フランクフルト劇場、ドレスデンのザクセン州立歌劇場ゼンパーオーパー、バーゼル劇場、ベルリンのフォルクスビューネ劇場やマキシム・ゴーリキー劇場など主要な劇場、歌劇場で舞台美術や衣裳デザインを手がけてきた。

ミヒャエル・グレースナーは京都滞在中に生まれたエピソードや観察した事柄を、グラフィックや素描、映像やパフォーマンスの形で取り上げ、日本という国に対する自分なりの見方を形成した。こうして、現地京都での空間的な制限や事情に応じて、グレースナーは自身の舞台での仕事同様に、対話やリハーサル作業を行いつつ、新しい空間を生み出した。それは空間的・ドラマトゥルギー的に舞台芸術の伝統に立脚するが、そこで遊ぶことができ、通り抜けられ、日本だけでなくドイツでも展示可能なインスタレーションのような空間である。
 

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2017年12月2日
Creators@Kamogawa

『DIYの芸術表現』
『演劇が街に出るとき』

15時 – ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川、ホール | トーク