アンスガー・シュタウト
建築
アンスガー・シュタウト(1972年生まれ)は、建築をシュトゥットガルト大学およびスイスのメンドリジオ建築アカデミーで学んだ。カールスルーエ工科大学(KIT)で“持続可能な建築”の教鞭を執り、日本の文化や建築についてのセミナーを行なった。建築家としての活動の傍ら、建築専門誌『Archithese』を中心に執筆活動も行い、カールスルーエ工科大学でのセミナーテーマに関する本を発表した。
ヴィラ鴨川滞在中は、日本の伝統建築や現代建築の視点について取り組み、「内」と「外」の関係性や、可変性のある空間、また、そこから生まれる空間連続性などについてリサーチした。また、日本の住まいの伝統のどのような考え方が、現代社会で応用できるかという問題に向き合った。