原サチコ・トークイベント

Sachiko Hara in Die Physiker Foto: Sandra Then

2016/08/05 (金)

フラッグスタジオ

原サチコ「ハンブルク・ドイツ劇場専属俳優・原サチコが語る公立劇場の日常、上演作品と社会的役割について」

ドイツの名門劇場ハンブルク・ドイツ劇場の日本人俳優・原サチコさんは、ドイツ語圏公立劇場で12年に渡り専属俳優として活躍している唯一の日本人でもあります。
数々の舞台作品でその存在感を示しているほか、今年5月には日本のことを紹介する「オオサカ・サロン」をスタートさせ、ドイツと日本をつなぐアンバサダーのような役割も果たしています。そんな彼女の一時帰国に合わせて、「ハンブルク・ドイツ劇場専属俳優・原サチコが語る公立劇場の日常、上演作品と社会的役割について」と題したトークイベントを開催します。原サチコさんの今までの出演作、劇場の最近のレパートリー作品を映像で紹介する他、ドイツの公立劇場の劇場システムについて各部署の人々のインタビュー映像を交え説明するとともに、ドイツ劇場を取り巻く難民流入などの社会問題についても語ります。
ドイツ演劇が好き!ドイツの劇場で働いてみたい!と考えている方はもちろん、日本の劇場で運営や事業政策に携わる方にとっても刺激になる貴重な機会です。参加を希望される方は以下まで申し込みください。
大阪ドイツ文化センター・文化部(miyuki.nishimura@osaka.goethe.org
 
Sachiko Hara ©Sachiko Hara 原サチコ
1964 年生まれ。上智大学外国語学部ドイツ語学科卒。1984 年より東京の小劇場にて演劇を始め、後に「ロマンチカ」にて活躍。1999 年ドイツでクリストフ・シュリンゲンジーフ作品に参加、それをきっかけに 2001 年 ベ ル リ ン へ 正 式 に 移 住 、ニコラス・シュテーマン演出『 三 文 オ ペ ラ 』 等 の 舞 台 作 品 に 出 演 。 2004 年東洋人として初めてオーストリア国立ブルク劇場の専属俳優となり、 5年間で 16 本の作品に出演。2009 年からハノーファー州立劇場、2011 年からケルン市立劇場、2013 年 8 月からはハンブルク・ドイツ劇場と、ドイツ全土においても唯一の日本人の公立劇場専属俳優として活躍中。シュリンゲンジーフ、シュテーマン、ルネ・ポレシュ、カリン・バイアーなどドイツ演劇界の鬼才演出家らの多くの作品に出演。

戻る