ドイツ映画上映会 『ラン・ローラ・ラン』

2017/11/20 (月)

18:00 - 21:00

ゲーテ・インスティトゥート大阪・京都

監督:トム・ティクヴァ、1998年、82分

「毎日、毎秒の決断が人生を左右する。」

11時40分:ローラに恋人マニから電話が掛かる。マニは運び屋で、12時にボスに10万マルクを渡さなければならない。しかし、地下鉄で検札を逃れる際、金が入った袋を置き忘れてしまう。20分以内に金が用意できない場合、彼は代償を命で払うことになる。マニの窮状を救おうと、ローラは10万マルクをつくるため走り出す、、、。

20周年を迎えるトム・ティクヴァ監督の『ラン・ローラ・ラン』は、速いテンポのカット、斬新な音響技術、実験的な映像と、今見ても大変楽しめる映画です。ティクヴァ監督の構成では、観客はローラと共に異なる3パターンのストーリーと結末を体験しながら時間と空間を駆け抜けていきます。3回のトライが成功するか失敗するかは、一見意味のないわずかな偶然と衝動的な決断にかかわっています。ここでは、トップクラスのキャスト(フランカ・ポテンテ、モーリッツ・ブライプトロイ)によって、「もしーだったら、ーになる」というシナリオが描かれます。『ラン・ローラ・ラン』は哲学、ポップカルチャーやアクションがミックスされたユニークな映画です。

上映前に、映画で使われる言い回しについて学びましょう。映画はドイツ語で上映され、ドイツ語字幕付きです(日本語字幕はありません)。上映後、感想などをドイツ語で話し合いませんか?ぜひご参加ください。

18:00              開場
18:30 - 21:00  映画鑑賞 & ディスカッション


戻る