上映 Das Prinzip DADA (ダダの原則)

DAS PRINZIP DADA © SRF

2016年9 月6 日( 火) - 9 日(金)10:00–18:00

ゲーテ・インスティトゥート東京 ホール

ダダとはあらゆる慣習や秩序、権威に対する抵抗の芸術として、美術史にかつてないほどの過激な足跡を残しています。100年前に生まれ7年しか続かなかった芸術運動が、なぜ今日までインスピレーションの源となっているのでしょうか。

『Das Prinzip DADA(ダダの原則)』はスイス放送協会制作の文化番組で、マリナ・ルムヤンツェヴァ監督によるダダという運動を包括的にとらえたドキュメンタリーです。素描画家のアメリ・アローによる5つのアニメーションを効果的に取り入れ、チューリヒ、ニューヨーク、ベルリン、パリへといったダダ運動の拠点にいざなってくれます。そして、ジャン・ティンゲリー、ニキ・ド・フサファルといったアーティストやパフォーマー、あるいはヨーコ・オノ、デイヴィッド・ボウイーそしてレディー・ガガやプシー・ライオットといった現代のアイコンにダダが与えた影響の軌跡をたどります。

 


  Das Prinzip DADA © SRF
[Das Prinzip DADA] 
脚本・演出: Marina Rumjanzewa、カメラ: Laurent Stoop, Niels Bolbrinker、編集: Brian Burman、音響: Max Büchel、音楽: Brian Burman
(SRF/RTS/RSI 文化番組、2016 年、52 分)
Marina Rumjanzewa Marina Rumjanzewa | Copyright: Marina Rumjanzewa
マリナ・ルムヤンツェヴァは1958年、モスクワ生まれ。モスクワ言語大学でドイツ文学を専攻。モスクワ新聞やノヴォスティ通信、ロシアTVなどで編集者、通信記者として働く。1992年から文化、社会などをテーマにさまざまなメディアで活躍している。
 

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