ダンス Gebrauchsanweisung zum Verschwinden /「私」が消える時

Chikako Kaido © Chikako Kaido

2017年12月8日(金)~10日(日)

テルプシコール

皆藤千香子振付 ダンス公演

《Gebrauchsanweisung zum Verschwinden /「私」が消える時》は、ドイツ在住の振付家皆藤千香子が今年5月にデュッセルドルフで発表した作品で、自分が「消える」ことを「社会の中でどのように私達は存在するか」という疑問を解決するアクティブなプロセスと解釈して創作したもの。「消える」とは、その痕跡を残しながらも、今は過去となった存在を暗示するが、それは同時に、現代社会における個人主義の優勢に対して働きかける手段と見ることもできる。皆藤はドイツ在住の日本人アーティストとして、故郷「日本」に対していただく社会的・文化的な意識や摩擦を、この作品でパフォーマンスとして突き詰めている。
 
Gebrauchsanweisung zum Verschwinden /「私」が消える時
ダンス:ヤシャ・フィーシュテート、ユーディット・ヴィルヘルム、荒川創也、音楽:喜多直毅(ヴァイオリン)
日時:12月8日(金) 19:30、 12月9日(土) 16:00
会場:テルプシコール(中野)
料金:前売 3,000円、当日3,500円
 
今ここ わたし ドイツ×日本 2017 - 日独のアーティストによる即興パフォーマンス
出演:皆藤千香子、ヤシャ・フィーシュテート、ユーディット・ヴィルヘルム、石川勇太、矢作竜太郎、荒川創也(美術、パフォーマンス)音楽:齋藤徹(コントラバス)、大塚惇平(笙、うた)
日時:12月10日(日) 18:00
会場:いずるば(田園調布)
料金:前売 2,500円、当日3,000円
 
日本公演はデュッセルドルフ地方政府の助成ならびにゲーテ・インスティトゥート東京の助成によって実施される。
 

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