リーディング、ワークショップ、ディスカッション、インスタレーション ドイツ同時代演劇リーディング・シリーズ

DRAUSSENWELTEN – Neue deutschsprachige Dramatik © Hernan Pinera CC BY SA 2.0

2018/07/25 (水) -
2018/07/29 (日)

ゲーテ・インスティトゥート東京、ホール


アクセス
107-0052 東京都港区赤坂7-5-56
ドイツ文化会館内

現代社会とそこに生きる人間、演劇のあり方を問う最新ドイツ語演劇4作品を一挙リーディング形式で紹介します。作家(ベアフース以外の3名)および劇作家賞の選考員も来日し、ポストパフォーマンストークに参加、ワークショップや、岸田國士戯曲賞の選考員とのディスカッションなどのほか、空間インスタレーションの展示も行われます。

『フラウ シュミッツ』 Frau Schmitz

 公演日:7月26日(木)19時(ポストパフォーマンストーク有り) 7月28日(土)19時

作:ルーカス・ベアフース(スイス) 訳:松鵜功記 演出:矢野靖人( shelf)
出演:川渕優子  沖渡崇史  横田雄平  森祐介  綾田將一  西井裕美  大迫健司  竹村沙恵子  神川美優


Lucas Bärfuss Lucas Bärfuss | © Frederic Meyer とある会社で働くフラウ(Ms)シュミッツは、会社存亡の危機を救うため、交渉人としてパキスタンに派遣される。だがパキスタン人は女性を交渉相手とは認めないだろう。だからスーツ姿の男性として彼女は旅立つ。男性として成功を収めて帰国した彼女に、同僚たちは困惑し、職場は次第に大混乱へと陥る。フラウ シュミッツ、彼女は本当は何者なのか?(初演:Schauspielhaus Zürich、2016年10月)
 

『揺れる』Beben

2016年ハイデルベルク演劇祭劇作家受賞、2018年ミュルハイム演劇祭ノミネート作品

公演日:7月27日(金)16時(ポストパフォーマンストーク有り) 7月29日(日)14時

作:マリア・ミリサヴリェヴィッチ(ドイツ) 訳:高橋文子 演出:萩原雄太(かもめマシーン) 出演:清水穂奈美(かもめマシーン)、安藤朋子(ARICA)、時田光洋、諸江翔大朗(ARCHIVES PAY)
Maria Milisavljevic Maria Milisavljevic | © Linda Rosa Saal 不特定多数の「私たち」(80年代育ち)が住む世界(ベルリンだろうか)は、謎の轟音にさらされている。ウィリアム・ブレイクの神話世界を背景に、現代の残酷な暴力と死のイメージが重ねられるなか、ヴァーチャルな世界に生きる「私たち」は現実に直接向き合うことができずにいる。「私たち」が世界の当事者となり、絶望し、救済され、そして世界を救うことは可能なのか。複数の声による長いモノローグが始まる。(初演:Pfalztheater Kaiserslautern、2017年4月)

『冬の旅』 Wintereise

公演日:7月27日(金)19時(ポストパフォーマンストーク有り) 7月28日(土)14時 

作:ヤエル・ロネン(オーストリア/イスラエル)& Exil Ensemble 訳、演出:小山ゆうな
出演:万里紗 亀田佳明(文学座)霜山多加志(雷ストレンジャーズ)松村良太(雷ストレンジャーズ)浅井伸治 (劇団チョコレートケーキ) 野々山貴之 (俳優座)    劉嘉林

Yael Ronen Yael Ronen | © Esra Rotthoff ヤエル・ロネンとマキシム・ゴーリキー劇場のシリア・パレスチナ・ イスラエル等からの俳優から成るExil Ensemble(亡命アンサンブル)による作品。ドイツ人の同僚が彼らに同行して、ドイツとスイスをバスで巡る「冬の旅」に出る。旅の目的地はドレスデン、ワイマール、ミュンヘン、マンハイム、チューリッヒそしてハンブルク。そこで彼らはどのように関係性を築き、何を体験し、どのような目をドイツに向けるのだろうか? (初演:ベルリン・ゴーリキー劇場、2017年4月)

 
『ヨーロッパへ行き着くヨーロッパ』 europa flieht nach europa

公演日:7月28日(土)16時、7月29日(日)16時(ポストパフォーマンストーク有り)

作:ミロスラヴァ・スヴォリコヴァ(オーストリア) 訳:小畑和奏 演出:櫻井美穂
出演:尾﨑宇内(青年団) 鈴木正也 鈴木みのり 李そじん(青年団/東京デスロック)

Miroslava Svolikova Miroslava Svolikova | © Arno Declair ヨーロッパとは何か。どこから来てどこに向かい、何を夢見るのか。統合に至った今、その先に何が待つのか。スヴォリコヴァはヨーロッパを新たにとらえ直し、ギリシャ神話に始まり統一へと至るヨーロッパ大陸の歴史、自由で平等な世界を求めると同時に繰り返される争い、キリスト教や科学の発展など、ヨーロッパを構成する多様な要素やそのアンビバレントさを、さまざまな場面のコラージュで重層的に描き出す。(初演:Deutsches Theater Berlin, 2018年6月)

関連企画

7月25日
18:30-21:30
207教室
マリア・ミリサヴリェヴィッチ
作劇法ワークショップ
7月27日
13:00-15:00
1階ホワイエ
ミロスラヴァ・スヴォリコヴァ
朗読会とトーク『ヨーロッパへ行き着くヨーロッパ』
7月28日
10:00-13:00
1階ホール
ヤエル・ロネン
演劇ワークショップ「<今>を生きること」
7月29日
11:00-13:00
1階ホール
ブランチトーク
ミュルハイム演劇祭劇作家賞×岸田國士戯曲賞」(クリスティーネ・ヴァール、マリア・ミリサヴリェヴィッチ、宮沢章夫、和久田賴男)
7月25日~29日、
1階ホワイエ
ミロスラヴァ・スヴォリコヴァによるインスタレーション
"Die Bühne ist halbvoll, die Bühne ist halbleer(舞台の半分は満たされ半分は空である)"
  

演劇分野の翻訳助成

 
ゲーテ・インスティトゥートでは、ドイツ語で書かれた戯曲作品の外国語への翻訳者に対して「演劇分野の翻訳助成」を行っており、これまでも多くの戯曲が世界各国の言語に訳されてきました。今年紹介する4作品とも、この助成制度によって日本語に翻訳されたものです。
 
※これまでに翻訳された作品は、一部を除き、以下のサイトで取り寄せ可能です。


Theatre in Germany – Theatre Library
 
主催 ゲーテ・インスティトゥート 東京ドイツ文化センター
共催  オーストリア文化フォーラム
制作協力 合同会社syuz'gen(しゅつげん)
協力 公益社団法人 国際演劇協会日本センター   (有)レトル
後援 在日スイス大使館 イスラエル大使館
 
 

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