上映会&トーク Two Houses

Bauhaus Two Houses © Verena von Beckerath

2019/10/02 (水)

19:00

ゲーテ・インスティトゥート東京 ホワイエ&ホール

バウハウスの「三岸アトリエ」と「山口文象自邸」

バウハウスの理念に沿って設計された建物での暮らしとは?東京都内に現在する、バウハウスの影響を受けた2軒の住宅をめぐるドキュメンタリー映画を上映する。上映に先立ち、立命館大学グローバル教養学部准教授のヘレナ・チャプコヴァによる解説を行う。上映後、制作者チームによるトークを開催する。
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東京都内にはバウハウスから影響受けてた2軒の住宅が現在も残っている。映画『Two Houses』はこの2軒の住宅を取り上げ、バウハウスと日本の関係性を考察する。
1934年に完成された「三岸アトリエ」は、バウハウス・デッサウに妻の道子と留学していた山脇巌(1898年~1987年)によって設計された。1940年に建設された山口文象自邸は建築家でバウハウスの初代校長のヴァルター・グロピウスの事務所に勤務していた山口文象(1902年~1978年)がデザインしたものである。『Two Houses』は2軒の住宅の建築を辿りながら、建設当時から現在までの居住者の物語や住宅での日常生活を描いている。
 
本作は2019年の1月~4月の間東京、ベルリンとワイマールで実現され、ワイマール・バウハウス大学に製作された。
 
助成:チューリンゲン州首相府、ワイマール・バウハウス大学卒業生事務所、IFAドイツ対外文化交流研究所、ドイツ連邦共和国大使館
後援:ドイツ連邦共和国大使館
 
『Two Houses』2019年、38分
監督:ヴェレーナ・フォン・ベッケラート、
助監督:二クラス・ファネルザ、モモコ・ヤサカ、マクシミリアン・フォン・ツェペリン
撮影・音響・編集:イェンス・フランケ

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