ビデオゲームの展示とプレゼンテーション プレイング・バウハウス

プレイング・バウハウス © Hochschule Harz / Tokyo University of Technology

2019/10/18 (金) -
2019/10/20 (日)

19:00

ゲーテ・インスティトゥート東京 ホワイエ

オープニングシンポジウム「私たちの遊・私たちの祭・私たちの業」:10月18日(金)19:00
展示期間:10月19日(土)11:00-19:00、10月20日(日)11:00-17:00
学生によるプレゼンテーション:10月19日(土)14:00
ライブゲーム制作:10月19日(土)15:00



バウハウスの理念を応用して、どんなゲームができるだろうか。バウハウス100周年を迎える今年、ハルツ大学(ドイツ)のメディア・ゲーム構想専攻の学生と東京工科大学メディア学部の学生がこの新たな試みに挑戦した。彼らは、この世界的に有名な造形学校バウハウスの理念を、当時まだ存在しなかったゲームというメディアに応用する方法を考えた。

日本とドイツの国境を越えて4ヶ月にわたって開かれた共同ゼミで出来上がったのは、8本のビデオゲームのプロトタイプ。どれも、バウハウスの重要人物やその芸術的実践を型破りで斬新な方法で取り上げたものばかりだ。

例えば、ヨハネス・イッテンの色彩論をレーシング・カーのハンドルを握って体験するゲーム。また、バウハウス様式の小屋の住み心地を、そこで暮らす豚のロロちゃんに尋ねるというものも。本展「プレイ・バウハウス」では、日独の学生チームが開発したアイデアに触れて試してみることができる。そのうち7本は、実際にプレイできる形で展示される。

オープニングシンポジウム「私たちの遊・私たちの祭・私たちの業」

展覧会のオープニングに際して、「プレイング・バウハウス」を指導したドイツ側のドミニク・ヴィルヘルム氏(ハルツ大学)及び日本側の三上浩司氏、伊藤彰教氏と安原広和氏(三氏とも東京工科大学)によるパネルトークを行う。トークでは「プレイング・バウハウス」のゲーム開発を行った日独共同ゼミの成立過程について説明し、バウハウスとその造形概念に対する様々なアプローチが、いかに学生の開発したゲームに応用されたかを明らかにする。その後、ゲームを実際にプレイできる時間をたっぷり設ける。
 

プレゼンテーション

さらに、10月19日(土)のプレゼンテーションでは、学生らが今回のゲームクリエーションの過程について、またその中で直面した課題について紹介する。

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