朗読と音楽 カフカ違式:詩と即興のライブコンサート

Kafka-Ishiki: Live Konzert mit Gedichten und Improvisation Goethe-Institut Tokyo

2024年4月12日 (金)
19:00 (18:30開場)

ゲーテ・インスティトゥート東京 ホール

カフカ・プロジェクト23→24


チケット:PEATIX
 

プラハ生まれの作家フランツ・カフカ(1883年- 1924年)が2023年に生誕140周年、2024年に没後100年を迎えるにあたり、チェコ、ドイツ、オーストリア、ポーランドの在日文化機関は「Kafka Projekt 23→24」と題し、カフカの作品やその影響をテーマに、文学をはじめ多分野のイベントを開催してきました。2024年春には、プロジェクトの締めくくりとなる「カフカ・フェスティバル」をお届けします。

ドイツの機関として参加するゲーテ・インスティトゥート東京は、ライブコンサートという形で音楽を提供し、文学と音楽のつながりを問いかけます。巻上によるカフカの詩の朗読からライブは始まり、朗読によって呼び起こされるイメージや音をもとに、山本とオルークが即興で参加します。

※当日はホール前のホワイエにて、フランツ・カフカの作品を基にしたVRインスタレーション「変身 - VRwandlung」もお楽しみいただけます(4月9日 (火) ~ 14日 (日) 12:00-19:00)。併せてご参加ください。

カフカ違式 Kafka-Ishiki
ジム・オルーク(シンセサイザー、ギター、ベース)、石橋英子(ピアノ、フルート、エレクトロニクス)、山本達久 (ドラム)により2013年に発足したトリオ編成「カフカ鼾」。今回のフェスティバルではオルークと山本が、音楽家であり詩人の巻上公一(ボーカル、テルミン、尺八ほか)をゲストに迎え、テンポラリーなバンド「カフカ違式」として演奏します。

出演者
ジム・オルーク Jim O’Rourke
1969年アメリカ、シカゴ生まれ。10代後半よりギターの即興演奏を本格的に始め、実験的要素の強い作品を発表。多種多様な領域で音楽と映画に携わる。オルタナティブロックバンド・Wilcoをはじめ多くのレコードもプロデュースし、マース・カニングハム、坂田 明等と共演。ヴェルナー・ヘルツォーグ、若松孝二監督作品等の映画音楽も担当している。
https://steamroom.bandcamp.com

山本達久 Tatsuhisa Yamamoto
ドラマー。独創的なソロや即興演奏を軸に、Jim O'Rourke/石橋英子との様々な活動をはじめ、UA、岡田拓郎、七尾旅人、藤原さくら、など歌手の録音、ライブサポートも多数。ex.芸害。2011年にはロンドンのバービカンセンターにソロパフォーマンスとして招聘されるなど、海外公演、録音物も多数。豪州Black Truffle Recordsよりリリースされたソロアルバム "ashioto" は、英国MOJO Magazin誌において2020年のBest underground record部門で1位を獲得するなど好評を博し、その活動は多岐に渡る。
https://www.tatsuhisayamamoto.com/
https://tatsuhisayamamoto.bandcamp.com/

巻上公一 Koichi Makigami
音楽家、詩人、プロデューサー。静岡県熱海市生まれ。 ヒカシューのリーダーとして1978年から現在に至るまで作詩作曲はもちろん声の音響やテルミン、口琴を使ったソロワークやコラボレーションも精力的に行う。類いまれな歌のセンス、声の可能性の追求、斬新な切り口と諧謔精神を備え、歌謡曲から歌ともつかぬ歌まで、そのパフォーマンスは縦横無尽且つ自然体。最近はシアターピース(代表は宇宙語「チャクルパ」シリーズ)にも着手。シベリアのトゥバ共和国に伝わる喉歌ホーメイの紹介者、第一人者であり、指導者としても多くの歌手を育てている。
www.makigami.com

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