若く、情熱的で、恋に落ちたウェルテル。ニコラス・シュテーマンのワンマンライブ劇《ウェルテル!》は、ゲーテの有名な書簡体小説を、装いを新たに生み出したものだ。その主人公を演じるフィリップ・ホーホマイヤーは劇が進むにつれて作中人物の心理世界に入り込んでいく。朗読、一人芝居、パフォーマンスを融合させ、苦しむ魂の内面世界を描き出す。1997年以降、シュテーマンによる《ウェルテル!》はウィーン・ブルク劇場、ドイツ座、フォルクスビューネをはじめとする各劇場にて上演されてきた。
《 ウェルテル!》は4月28日から30日まで、ふじのくに⇄せかい演劇祭で上映される。
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