リーディング 主人公による兄弟についての物語

Lesung Maximilian Klawitter © Maximilian Klawitter

2018/02/08 (木)

19:00

ゲーテ・インスティトゥート(東京ドイツ文化センター)1階アパート

展覧会「欲望の対象」 マクシミリアン・クラヴィッターによるリーディング

「欲望の対象」のフィニサージュにアダム・オレシュックは作家のマクシミリアン・クラヴィッターを招く。クラヴィッターは、現在執筆中の「兄弟について」の抜粋を朗読する。作品の中心となっているのは、オレシュクの展示と同じく、愛という概念の考究だ。「兄弟について」では、ネオリベラルな家庭で機を逸した思春期という極めて個人的な物語が展開する。変わり続ける語りの形式で様々な文学ジャンルが、既存のロールモデルを解体・再構築するための戦略として用いられる。リーディングは展覧会の延長線上にあり、まだ完成していない書物の断片のモンタージュから新しい意味を生み出していく。愛についての考察 - それはどこから来て、何ものであるのか。

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