映画特集 トーマス・ハイゼ レトロスペクティブ    <初期作品特集> 

一体何故この連中の映画を作るのか? © Thomas Heise

2021/04/03 (土)

10:00 - 19:30

ゲーテ・インスティトゥート東京 ホール

一体何故この連中の映画を作るのか?

ハイゼ監督とオンライントークあり

1970年代後半から旧東ドイツでドキュメンタリーを制作してきた東ドイツ出身のトーマス・ハイゼ監督の最新作『ハイゼ家 百年』の日本初公開を記念した2部制のワンデイ・イベントを開催します。イベント第1部ではベルリンの壁が崩壊するまで上映が禁止されてきたハイゼ監督の80年代の初期3作品の日本初上映と、本上映会に合わせて日本語字幕を制作したドイツ映画研究者である渋谷哲也氏のレクチャーを行います。第二部では2009年にベルリン国際映画祭フォーラム部門でプレミア上映され世界中の映画祭で高い評価を得たハイゼ監督の代表作の一つ『マテリアル』を上映し、ベルリンにいるハイゼ監督をZoomでつなぎ、ドイツ文学者・翻訳家の松永美穂氏と渋谷哲也氏を交え、ハイゼ監督のフィルムメイキングから最新作『ハイゼ家 百年』について公開インタビューを行います。映画制作を始めた東ドイツ時代からドイツ統一後の変化、その中で家族史に注目してゆくことの意味など、知られざるハイゼ監督の素顔と作品が制作された背景にある今はなき社会主義国家・東ドイツに迫ります。
 
スケジュール


第一部
10:00-10:36 『一体何故この連中の映画を作るのか?』(1980年36分)
10:45-11:41 『家』(1984年56分)
11:45-13:00 お昼休憩
13:00-14:00 『人民警察』(1985年60分)
14:00-14:45 渋谷哲也氏レクチャー「日常と個人の記録から辿る激動の社会史 トーマス・ハイゼの映画手法」
 
第二部
15:30-18:00 『マテリアル』(2009年166分)
18:00-19:30 トーマス・ハイゼ監督Zoomトーク/渋谷哲也、松永美穂、他

本特集チラシ(表面)

本特集チラシ(裏面)


 

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