Berlinale Blogger 2018
私のベルリナーレハイライト
Wim Wenders über Yasujirō Ozus "Tokyo in der Dämmerung (1957)" | © Hikaru Suzuki
今回私は、ベルリン映画祭で上映されているほとんどの日本映画を見た。観客からの上映後のたくさんの質問や日本では起きない上映中の反応が私をいつもびっくりさせた。
2月25日(日)
10日間のベルリン映画祭が幕を閉じた。日本映画を見に来ていた観客の多さに感嘆し、全世界から日本の映画が注目されていることが嬉しかった。
今回私は、ベルリン映画祭で上映されているほとんどの日本映画を見た。観客からの上映後のたくさんの質問や日本では起きない上映中の反応が私をいつもびっくりさせた。
最終日は、ドイツ人の友達と小津安二郎の「東京暮色」を見に行った。ヴィム・ヴェンダースが、映画が始まる前に小津作品への思いを語った(写真)。映画「東京画」で役者の笠智衆にインタビューしたこと、小津監督の死後、カメラマンにインタビューした際にヴェンダースが号泣した経験などを話し、私にとって忘れられないベルリン映画祭の最後になった。
さらに日本映画を含めた映画祭全体を振り返る。私は授賞式を映画ジャーナリストと生中継で見物し、自分の見た映画がどんな賞を獲得するのか実感しながら見ることができた。心に残った受賞作品を上げる。