ディーター・M・グレーフ
文学

ディーター・M・グレーフ(1960年生まれ)はベルリン在住の作家である。これまで世界各地に滞在し創作活動を行なってきた。グレーフは1985年から詩集とカタログを発表しており、これらは多言語に翻訳されている。また2012年から2013年にかけて、客員教授としてライプツィヒ・ドイツ文学研究所で教鞭をとった。グレーフは2014年、自身で撮影した写真を用いて、建築家ニーナ・ズロニッキーと共同で、文学と美術が出会う領域で数々の展覧会を行なった。

グレーフは、自身の中国世界・中国文化とのこれまでの取り組みを背景としながら、京都滞在中は、初めて体験する日本文化、日本社会そして日本固有の美意識に積極的に関わった。視覚、聴覚、嗅覚がとらえる未知のもの、未知の体験を自らのテキストや写真に反映させた。これらのテキストや写真は、新しいものや自己を探求しつつも、それに限定されるものではない。
 

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2017年10月21日
Creators@Kamogawa

『光のアート』
『文学を超えて』

15時 – ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川、ホール | トーク