マリアンナ・クリストフィデス
&ベルント・ブロインリヒ
美術

マリアンナ・クリストフィデス&ベルント・ブロインリヒ © Marianna Christofides & Bernd Bräunlich

マリアンナ・クリストフィデス(1980年生まれ)は、メディアアートを、ケルン・メディア芸術大学とロンドン大学スレード美術学校で学んだ。映像、インスタレーション、テキストを用いながら、歴史的な場所と多面的に取り組んでいる。第54回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展(2011年)キプロス館で展示を行なった。
 
ベルント・ブロインリヒ(1965年生まれ)は、ドイツ文学と古典文献学を、フランクフルトのヨハン・ウォルフガング・ゲーテ大学とマインツのヨハネス・グーテンベルク大学で学んだ。文化学や歴史の分野に関心を持つ。
 
2009年以降、マリアンナ・クリストフィデスとベルント・ブロインリヒは、数多くのプロジェクトを共に行なっており、最新では、建築家ブルーノ・タウトの日本での亡命生活を扱ったコラボ作品『Wartesaal(待合室)』が、ベルリン芸術アカデミーのグループ展『Uncertain States~非常時における芸術行動』で展示された。また、2014年には、ふたりはロサンゼルスのヴィラ・オーロラの奨学金を受け、フランク・ロイド・ライトの建築作品やカリフォルニアの地理的特徴について取り組んだ。
 
ヴィラ鴨川滞在中は、ふたりは、上記テーマへの取り組みをさらに深めた。日本におけるフランク・ロイド・ライトやブルーノ・タウトの軌跡、日本の地質学的特徴、人間の自然や不安定さとの向き合い方などを中心にリサーチを行った。そこからエッセイ風の映像作品をつくる予定である。
 

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2018年12月1日
Creators@Kamogawa

『断片からの創作』
『畳と断捨離』

 15時 – ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川 | トーク