展覧会、トーク ヴィラ鴨川 in ベルリン『つなぐモノ語り』展

Villa Kamogawa in Berlin © Thomas Häussler, spatial design

2022/04/28 (木) -
2022/05/15 (日)

CLB Berlin

ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川 10周年記念

日独交流150周年を記念して、京都のゲーテ・インスティトゥートに誕生したヴィラ鴨川は、昨年10周年を迎えました。これまで滞在したアーティストは、130人。ヴィラ鴨川は、かつてのレジデントたちに、京都と自分たちを「つなぐモノ」を日本へ送るよう呼びかけました。
滞在中に取り組んだ作品はもちろん、スケッチや思い出の品、日常の記憶、人との出会いを思い起こさせるモノ。ヴィラ鴨川では、レジデントたちが実際に滞在した各アパートメント、キッチン、ホールや庭などのコンテキストに配置して撮影を行い、3Dウォークスルー展示を実現しました。
3D ウォークスルー 展示へ 今、この「つなぐモノ」は、ヴィラ鴨川からドイツに戻ってきました。ベルリンでは、73個の「つなぐモノ」を展示し、ひとつひとつの「モノ」にまつわるエピソードをまとめたカタログをご紹介します。文化政策などに関するトーク、ワークショップ、パフォーマンスなどを通して、ヴィラ鴨川のアーティストとの交流の場を提供します。


ベルリン展会期
4月28日(木)~5月15日(日)

土曜日・日曜日: 11~19時
月~金曜日: 14~19時

プログラム:
開催日 時間 テーマ
4月28日(木) 18:00 オープニング
  18:30 パネルディスカッション
「未来への課題と文化的空間」
ヨハネス・エーベルト(ゲーテ・インスティトゥート事務総長)
石井潤一郎(アーティスト)ほか
  20:00 ガイドツアー
  アーティスト、政治家、文化機関など、様々な視点から、今後の課題や、文化活動に必要な環境などについて、現在の社会情勢なども視野に入れて、話し合います。

要申込Eventbrite
   
4月30日(土) 17:00 キュレータートークと、カタログのご紹介
「創作活動のプロセスと日常生活のモノ」
  キュレーターのミヒャエル・ヒルシュビヒラーと、ヴィラ鴨川館長のエンツィオ・ヴェッツェルが、オンラインとオフラインでの本展の展示や、「つなぐモノ」とその物語について語ります。Wasmuth & Zohlen 出版のベルンハルト・エリアスと、二人のデザイナー、フェルディナンド・ウルリヒ、出雲俊哉が、日本語とドイツ語で出版される本展カタログをご紹介します。
  18:00 ワールド・カフェ
「日本とヨーロッパの文化圏で活躍するアーティストたち」
  19:30 Get together
  ワールドカフェでは、日独の文化交流におけるテーマや課題について、アーティストたちが話します。また、ヴィラ鴨川のレジデントたちと交流の機会もあります。


その他の催し

big in JAPAN aufessen
ディーター・M・グレーフ、ミヒャエル・グレースナー & friendsによる展覧会
日時:4月10日~30日
会場:liebig 12 (Liebigstr. 12 10247 Berlin)
開館時間:月~木曜日 16~20時、金~日曜日 15~20時
問い合わせと申込み liebigzwoelfe@gmail.com

ベルリン日独センターのOpen Monday
日時:5月2日
会場:ベルリン日独センター

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