ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川 10周年記念
日独交流150周年を記念して、京都のゲーテ・インスティトゥートに誕生したヴィラ鴨川は、昨年10周年を迎えました。これまで滞在したアーティストは、130人。ヴィラ鴨川は、かつてのレジデントたちに、京都と自分たちを「つなぐモノ」を日本へ送るよう呼びかけました。
滞在中に取り組んだ作品はもちろん、スケッチや思い出の品、日常の記憶、人との出会いを思い起こさせるモノ。ヴィラ鴨川では、レジデントたちが実際に滞在した各アパートメント、キッチン、ホールや庭などのコンテキストに配置して撮影を行い、3Dウォークスルー展示を実現しました。
3D ウォークスルー 展示へ 今、この「つなぐモノ」は、ヴィラ鴨川からドイツに戻ってきました。ベルリンでは、73個の「つなぐモノ」を展示し、ひとつひとつの「モノ」にまつわるエピソードをまとめたカタログをご紹介します。文化政策などに関するトーク、ワークショップ、パフォーマンスなどを通して、ヴィラ鴨川のアーティストとの交流の場を提供します。
ベルリン展会期
4月28日(木)~5月15日(日)
土曜日・日曜日: 11~19時
月~金曜日: 14~19時
プログラム:
開催日 |
時間 |
テーマ |
4月28日(木) |
18:00 |
オープニング |
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18:30 |
パネルディスカッション
「未来への課題と文化的空間」
ヨハネス・エーベルト(ゲーテ・インスティトゥート事務総長)
石井潤一郎(アーティスト)ほか |
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20:00 |
ガイドツアー |
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アーティスト、政治家、文化機関など、様々な視点から、今後の課題や、文化活動に必要な環境などについて、現在の社会情勢なども視野に入れて、話し合います。
要申込: Eventbrite |
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4月30日(土) |
17:00 |
キュレータートークと、カタログのご紹介
「創作活動のプロセスと日常生活のモノ」 |
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キュレーターのミヒャエル・ヒルシュビヒラーと、ヴィラ鴨川館長のエンツィオ・ヴェッツェルが、オンラインとオフラインでの本展の展示や、「つなぐモノ」とその物語について語ります。Wasmuth & Zohlen 出版のベルンハルト・エリアスと、二人のデザイナー、フェルディナンド・ウルリヒ、出雲俊哉が、日本語とドイツ語で出版される本展カタログをご紹介します。 |
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18:00 |
ワールド・カフェ
「日本とヨーロッパの文化圏で活躍するアーティストたち」 |
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19:30 |
Get together |
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ワールドカフェでは、日独の文化交流におけるテーマや課題について、アーティストたちが話します。また、ヴィラ鴨川のレジデントたちと交流の機会もあります。 |
その他の催し
big in JAPAN aufessen
ディーター・M・グレーフ、ミヒャエル・グレースナー & friendsによる展覧会
日時:4月10日~30日
会場:
liebig 12 (Liebigstr. 12 10247 Berlin)
開館時間:月~木曜日 16~20時、金~日曜日 15~20時
問い合わせと申込み
liebigzwoelfe@gmail.com
ベルリン日独センターのOpen Monday
日時:5月2日
会場:
ベルリン日独センター
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