コンサート バッハ・オルガン作品全曲演奏会 Vol.11

Bach Orgelkonzert Izumi Hall

7月29日(土)16時開演/15時30分開場

いずみホール

「トッカータとフーガは二短調で!」

バッハ・オルガン作品全曲演奏会では、バッハが遺した228曲のオルガン作品を世界中から厳選された腕利きの14人のオルガニストがリレー形式でつなぐ、いずみホールとバッハ・アルヒーフ・ライプツィヒの共同企画です。
第11回目となる今回のコンサートに登場するのは、フランスが誇る世界屈指のオルガニスト、オリヴィエ・ラトリーです。23歳の若さでパリ、ノートルダム寺院の正オルガニストに抜擢され、その後世界各国で演奏活動を繰り広げる名手です。
フランス・アルザス地方生まれのいずみホールのパイプオルガンをどのように響かせるのか、ご期待ください。
 
© Deyan Parouchev © Deyan Parouchev オリヴィエ・ラトリー(Olivier Latry)
1962年、ブローニュ・シュル・メールに生まれる。幼少より音楽の勉強をスタートし、後にサン・モール・デ・フォゼ音楽院でオルガンをガストン・リデーズに師事。1981-85年までモー大聖堂のオルガニストを勤め、85年、23歳の若さで、厳しい審査の結果、パリのノートルダム寺院の正オルガニストに抜擢された。1990年に母校サン・モール・デ・フォゼ音楽院の教授に、95年にはパリ国立高等音学院の教授に就任。五大陸の50余りの国々で、まるでフランス・オルガン音楽を紹介する親善大使であるかのように公演を行い、各地で絶大な賞賛を浴びている。
また、フランスの伝統である“即興演奏“の第一人者としても高い評価を得ている。現代音楽にも多大な関心を持ち、同世代の作曲家、特にフランスの作曲家の作品の初演を多く手がけている。中でもオリヴィエ・メシアンのオルガン曲の全曲演奏を6回のシリーズに分けて、パリ、ロンドン、ニューヨークで行い絶賛を博した。古典から現代に至る、多くの作曲家の作品をCD録音、ドイツ・グラモフォンなどから発売されている。
 
プログラム
J.S. バッハ
トッカータとフーガ 二短調 BWV565
 《オルガン小曲集》より
     《キリストは死の縄目につながれたり》BWV625
     《われらの救い主なるイエス・キリストは》BWV626
     《キリストは甦りたまえり》BWV627
     《聖なるキリストは甦りたまえり》BWV628
     《栄光の日は現れたり》BWV629
     《今日 神の子は勝利の凱旋をなしたもう》BWV630
トリオ 二短調BWV583
トリオ ハ短調BWV585
プレリュードとフーガ 二短調BWV539
協奏曲 ニ短調BWV596
《全能の神に讃美あれ》BWV704
《おお、神の子羊、罪なくして》BWV1085
《おお、神の子羊、罪なくして》BWV1095
《音楽の捧げもの》より 6声のリチェルカーレBWV1079


 

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