ワークショップ 翻訳者ワークショップ

山口晶/ユルゲン=ヤコブ・ベッカー/細井直子 ©Goethe-Institut Korea/OZAK

2021/10/29 (金)

19:00 - 21:00

Online

山口晶/ユルゲン=ヤコブ・ベッカー/細井直子

 

ドイツ語翻訳者の方や翻訳者志望の方を対象に、具体的な書籍刊行を目標として、より良い翻訳ならびに翻訳書の刊行プロセスについて学ぶ機会を提供するワークショップです。

【10月29日(金) 午後7時〜】翻訳者ワークショップ

2021年秋には、かけはし文学賞の応募が始まります。ゲーテ・インスティトゥートは出版社に対する翻訳助成も通年で行っており、日本におけるドイツ語からの翻訳出版をサポートしています。今回のワークショップは、翻訳者・翻訳者志望の方を対象に、翻訳や出版業界について見識を深め、翻訳書の刊行を実現化することを目標にしています。最新のドイツ文学の傾向や翻訳書の刊行プロセスについて学び、具体的な書籍について知るために、エージェントや編集者など、さまざまな専門家の方をお招きいたします。参加者の方には、当日ご紹介のあった本を中心に自分が翻訳したい書籍をお選びいただき、11月29日(月)までに簡単なレジュメをご提出いただきます。12月には、出版社との交流イベントを開催する予定です。
 
プログラム(予定)
・ドイツにおける2021年の文学の傾向 ユルゲン・ヤコブ・ベッカー(ベルリン文学コロキウム)
・未翻訳のおすすめ書籍 竹内えり子(日本ユニ・エージェンシー)
・出版社への持ち込みについて 山口晶(早川書房)
・より良い翻訳をするためには 細井直子(翻訳家・日本翻訳大賞受賞)
・かけはし文学賞や翻訳助成、12月の交流イベントについてのご案内
 
ユルゲン=ヤコブ・ベッカー
ベルリン文学コロキウム(Literarisches Colloquium Berlin)のキュレーター/ 所長代理。また、ドイツ翻訳者基金(Deutscher Übersetzerfond)の事務局長であり、TOLEDOプログラムの創立者でもある。
 
竹内えり子
日本ユニ・エージェンシー所属。世界各国の書籍を日本に紹介する翻訳権エージェント。
 
山口晶
早川書房事業本部長。編集者としてカズオ・イシグロ作品などを担当。
 
細井直子
慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。ドイツ語教員、翻訳家。ドイツ語圏の現代文学作品と児童文学作品を中心に翻訳を手がける。横浜在住。2021年ユーディット・シャランスキー『失われたいくつかの物の目録』(河出書房新社、2020年)で第7回日本翻訳大賞を受賞。

 
ワークショップは日本語・ドイツ語(通訳なし)で行われます。参加希望者は2021年10月20日(水)までに上記のリンクからお申し込みください。お申込みいただいた方には、メールにてご連絡差し上げます。

 

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