講演会 & ディスカッション 外国語習得研究の転換期と DaFにおける意義

DaF © Getty Images

2024/03/21 (木)

14:00 - 15:30

ゲーテ・インスティトゥート(大阪)

講演会後リーマー教授を囲んでの交流会

外国語習得に関する研究は様々な段階を経ており、それらは根底となる理論、扱うテーマならびに研究方法にも反映されます。本講演では、DaF/DaZ研究における国際的な発展に焦点を当てます。外国語習得研究における、例えば認知主義的アプローチ対社会文化的アプローチなどの論争やemotional turnのようないわゆる「転回・転換」に注目し、外国語習得の複雑さと個人性を明らかにします。その上でDaF/DaZの授業のための教授法に関する原則を根拠づけるために、(実証)研究がどのような貢献をすることができるかを示します。ここでは特に学習者(動機、言語学習経験)と彼らの社会的環境に関する研究に重点を置き、それらの研究が学習者中心主義、差異化、行動主義、複言語主義などの授業の原則をどのように支えているかについて述べます。

講師:
クラウディア・リーマー教授(ビーレフェルト大学)
リーマー教授は日本独文学会主催第28回DaFゼミナールの招待講師です。

対象:
ドイツ語教員、ドイツ語教育に関心のある研究者、大学生、大学院生

お申し込み:
2024年3月18日(月)までに、以下の情報を添えて yuko.uekuri@goethe.de までお申し込みください:
  • 氏名
  • 所属機関
  • 阪神ドイツ文学会会員ですか?: はい / いいえ

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