フランツ・アントン・クラマー
舞踊学
舞踊学者・ダンスジャーナリスト。ベルリン自由大学にて、スペイン文学、芸術史、演劇学を学び、1998年に博士号を取得。フランクフルター・アルゲマイネ(FAZ)紙、フランクフルター・ルンドシャウ紙、ダンスジャーナル誌等でダンス評論を執筆。
2003年~2004年ライプチヒのTanzarchiv所長代理。2004年~2006年フランス国立ダンスセンター(CND)の特別招聘研究者。ベルリン大学連合ダンスセンターの「コンテンポラリーダンス/コンテクスト/コレオグラフィー学科」の設立に携わり、2008年からは同学科客員教授を務める。また、2007年より、ドイツ連邦政府のプロジェクトTanzplan Deutschlandのプロジェクト・コーディネーターを務めている。さらに、パリのフランス国際哲学コレージュ会員として、「ダンスと紛争」をテーマに研究も行う。
これまで、コンテンポラリーダンス、アーカイブ制度、文化政策、身体表現文化史等に関する数多くの執筆や講演・セミナーを行っている。2008年、自著『In aller Freiheit. Tanzkultur in Frankreich zwischen 1930 und 1950』 (自由において - 1930年から1950年のフランスのダンス文化) をベルリンのParodos出版社より発刊。