アンネ・カトリン・グライナー
美術

アンネ・カトリン・グライナー(1975年ヴァインハイム生れ)は写真と映画をエジンバラ・ネピア大学で学び、2002年成績優秀の表彰を受けて卒業。2005年からはロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アートで学び、同カレッジで修士号を取得。ベルリン在住。

彼女の作品は、ノッティンガム・プレイハウス(2013年)、コペンハーゲンのイン・ザ・ギャラリー(2012年)、パリのギャラリー・エスター・ヴェルデホフ(2011年)、ベルリンのギャラリー・トゥム(2010年)、アイスランドのレイキャヴィック写真美術館(2008年)、ロンドンのバービカン・センター(2006年)、チューリヒのギャレリー・ハウザー&ヴィルト(2005年)など数多くの国際的な展覧会で展示された。

アンネ・カトリン・グライナーは、北部タイのレジデンスプログラムであるカムパン奨学金(2012年)、ベルリン州政府が女性アーティスト奨励のために設けたゴルトラウシュ奨学金(2010年)、写真コンクールPHPA賞の最終候補(2011年)、ブルームバーグ・ニュー・コンテンポラリーズ(2005年)など、多くの賞を受賞している。2004年にはロイヤル・カレッジ・オブ・アートから京都滞在の奨学金を得た。この滞在でWAと題する写真作品が生まれた。アンネ・カトリン・グライナーはこの作品で、都市空間と京都周辺地区との境界を対象とした。

ヴィラ鴨川滞在中は、WAをもとにして社会的な変形のプロセスがどの程度、都市あるいは都市周辺の風景の中で明らかになるのか、写真としてとらえ得るのかという問いと取り組むことを計画した。その際、彼女の関心は個々の現実生活、個人と個人を取り巻く公的空間との関係に向けられている。

カレンダー

2014年1月25日
『ヴィラ鴨川で、START!』

ドイツの芸術家との交流会 ~ 新しいレジデントを迎えて

18時30分 – ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川 | 芸術家との交流会

2014年3月29日~4月5日、4月18日~25日
アンネ・カトリン・グライナー写真映像展

KYOTOGRAPHIE国際写真フェスティバル ・サテライトイベントKG+ 参加

11~18時 – ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川 | 展覧会

2014年3月29日
Kunst@Kamogawa

ヴィラ鴨川で、ドイツのアートに親しもう!

ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川 | 美術、音楽、文学、映画