トーマス・レーメン
振付
1963年ドイツ・オーバーハウゼン生まれ。振付家、ダンサー、ダンス指導者。
1986年~1990年まで、アムステルダムのSchool for New Dance Developmentで学ぶ。1990年~2010年ベルリンに在住。数多くのダンス作品やプロジェクトを生み出し、世界各地で公演を行っている。
主に、自分の周りを取り巻くコミュニケーションやサイバネティクス、人間といった事柄に関心を持っている。言語的な要素を含む彼の創作への取り組み方は、構想の仕方や表現形式を提示するものである。
アムステルダム、ハンブルク、ベルリン、レイキャビク等の大学で指導を行うとともに、各国でワークショップも開いている。2010年8月より2学期間、アメリカ・アリゾナ州立大学ダンス学部にて教鞭をとっている。
ヴィラ鴨川滞在中に、創作に取り組んだ作品 „Bitte…“は、2012年9月27日にヘルシンキで初演された。京都では、とりわけ、居合道を学び、作品のインスピレーションとなった。