ヴェロニカ・ケルンドルファー
美術

ウィーン応用芸術大学を経て、ベルリン芸術大学にて絵画を、またベルリン自由大学にて美術史と宗教学を学ぶ。「一つの社会の歴史や現在は、建造物から読み取れる」との考えを起点として、建築を考察している。「透過性」「投影」「空間」「リフレクション」等をキーワードに、過去の足跡を探り、現代の像空間への変移を探求している。

都市空間や建築物内外でのインスタレーションを、創作活動の中心とする。最近では、ベルリンでの『polychromie architecturale』展や、ドイツ連邦家族省での『le regard extérieure』展、アーヘンの司法センターでの『Eukalyptusbäume, Himmel und Pflanzen』展などを開いた。

これまで、ローマのヴィラ・マッシモ、ロサンゼルスのヴィラ・オーロラ、シュトゥットガルトのアカデミー・シュロス・ソリテュードなど、数多くの奨学金を受けている。自身の作品は、ロサンゼルスのハマー美術館、エジンバラのスコティッシュ・ナショナル・ギャラリー、ヴォルフスブルク美術館、ベルリンのハンブルガー・バーンホーフ現代美術館等、様々な国際的な展覧会で展示された。現在、ベルリンを拠点に活動し、ロサンゼルスのクリストファー・グリムズ・ギャラリーに所属している。

京都では、小津安二郎の『東京物語』にインスピレーションを得て、インスタレーションの制作のために、数寄屋など日本の伝統建築を調査、撮影した。

カレンダー

2012年9月29日
『ヴィラ鴨川で、START!』

ドイツの芸術家との交流会 ~ 新しいレジデントを迎えて

18:30時 – ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川 |  芸術家との交流会

2012年12月8日
Kunst@Kamogawa

ヴィラ鴨川で、ドイツのアートに親しもう!

13時~21:30時 – ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川 | 映画・美術・音楽

2014年2月5日
日独アーティストトーク 「鴨川・ミーツ・ベルリン」

17:30時~21時 – ベルリン日独センター (ドイツ) | アーティストトーク