アンドレアス・ハルトマン
映画

アンドレアス・ハルトマン(1983年パーダーボルン生れ)はベルリン在住の映像作家、映像カメラマン、写真家である。映像技術の教育を修了し、ポツダ ム=バーベルスベルグ映画・テレビ大学で映像カメラマン資格を取得。同大学の卒業作品として作られ、アンドレアス・ハルトマンが映像を担当した劇映画「小さな13歳(Little Thirteen、2012年)」は多くの国際映画祭で上映された。ベルリン国際映画祭の「ジャーマン・シネマ – ローラ@ベルリナーレ」は、ドイツ映画賞(ローラ賞)にノミネートされる作品を上映する特集であるが、「小さな13歳」は2013年の特集で上映された。

2011年から2013年にかけて、ドイツ学術交流会奨学生として学位論文執筆とドキュメンタリー映画「僕のブッダはパンク(My Buddha is Punk)」制作のため、ビルマとベトナムに滞在した。この作品は、2015年フィレンツェのポポリ国際映画祭で初公開された。ハルトマンのドキュメンタリー映画「雨の日々」は2010年、フランスの国際ドキュメンタリー映画 祭「シネマ・デュ・レエル(Cinéma du Réel)をはじめ、トロント・リール国際アジアン映画祭などで上映された。この作品は2011年のビエンチャンナーレ(ビエンチャン国際映画祭)で上映されたが、アンドレアス・ハルトマンの写真展「雨の日々- 映画が故郷に帰るとき」も同時に開かれた。

京都での滞在では、伝統と現代の狭間に生きる日本の若者たちをテーマに、彼らの日本社会での役割を問うドキュメンタリー映画『A Free Man』(自由人)の製作に取り組んだ。このプロジェクトは日本での調査に始まり、若い世代の月並みでないイメージを捉えようとした。同作品は、3satのドキュメンタリー映画シリーズ『Ab 18!』の放送作品に選ばれた。

カレンダー

2014年9月23日
Creators@Kamogawa

ドイツアートBar
座談会「記憶と記録」

15時 – ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川、ホール | トーク

2014年12月6日
Creators@Kamogawa

ドイツアートBar
座談会「アートは都市をどう変えるか」

15時 – ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川、ホール | トーク

2018年10月27日
アンドレアス・ハルトマン監督『自由人』上映会

19時 – ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川、ホール | 映画