ダヴィッド・ハーナウアー
デザイン

ダヴィッド・ハーナウアー(1982年、ミュンヘン生れ)はカールスルーエ在住のデザイナーである。婦人服の仕立屋としての教育を受けた後、カールスルーエ造形芸術大学でプロダクトデザインの勉強を始めた。在学中から、マイゼンタールにある国際ガラス工芸センター、杭州にある中国芸術アカデミー、デザイナー・ドゥオのBlessがエルサレムで企画したワークショップ「エルサレムのショップ」など、数多くのワークショップに参加した。

ハーナウアーは、オブジェあるいは家具として空間に設置することも使用することも可能で、オブジェと空間構造の関係をテーマにした木の構造物「生きる構造(The Living Structure)」によって有名になった。2012年、ミラノの家具見本市(サローネ国際家具見本市 / ヴェントゥーラ・ランブラーテ)では「生きる構造」、「赤黒(Redblack)」、「世界中のカーペット(Worldwide Carpets)」を出品した。2011年に作られた「世界中のカーペット」で、ハーナウアーは国際的な注目を得るようになった。「世界中のカーペット」は、2013年秋から2014年1月まで、メキシコのオアハカ・テキスタイル博物館で行われる展覧会「足から巻いて:伝統と現代のカーペット」に出展される。

ヴィラ鴨川では「ある種の収納棚」というプロジェクトに取り組んだ。これは彼の収納棚シリーズの一つで、このシリーズではそれぞれの収納棚が造形の形式によって、ある地域独自の性格を持っている。この京都でのプロジェクトで、ダヴィッド・ハーナウアーは漆の技術、とくに蒔絵と現代のやり方で取り組んだ。

カレンダー

2014年1月25日
『ヴィラ鴨川で、START!』

ドイツの芸術家との交流会 ~ 新しいレジデントを迎えて

18時30分 – ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川 | 芸術家との交流会

2014年3月29日
Kunst@Kamogawa

ヴィラ鴨川で、ドイツのアートに親しもう!

ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川 | 美術、音楽、文学、映画