ダニエラ・ゾロズア & マキシミリアン・ブラウアー
舞台芸術

Daniela Zorrozua & Maximilian Brauer © Daniela Zorrozua & Maximilian Brauer

ダニエラ・ゾロズア(1990年生まれ)は、舞台美術家・衣裳デザイナーとして、現在ベルリンを拠点に活動している。パリ・ヴァル・ドゥ・セーヌ国立高等建築学校で建築を学んだ後、舞台美術をベルリン芸術大学とブリュッセルのENSAV la Cambreで学んだ。これまで、演出家ルネ・ポレシュのシュトゥットガルト州立劇場での演劇作品や、デュッセルドルフのシャウシュピールハウスにおけるロア・ステファネク演出の演劇作品などに携わったほか、エミリ・アテフ監督の映画『Drei Tage in Quiberon』や、イレーネ・フォン・アルベルティ監督映画『Der lange Sommer der Theorie』などで衣裳助手も努めた。

マキシミリアン・ブラウアー(1986年生まれ)は、俳優やラジオ声優として、ベルリンを拠点に様々なパフォーマンスや映画や美術分野で活動している。これまで、シャウシュピール・ライプチヒのアンサンブルメンバーを務めたほか、2014年以降はベルリンのフォルクスビューネの「赤のサロン」にて様々なアーティストとのコラボイベントを開催している。

ダニエラ・ゾロズアとマキシミリアン・ブラウアーは、日本の怪獣映画の美学に取り組み、武士道の心得を記した書物『葉隠』に体系的にのっとったパフォーマンスを共同で創作する予定。また、日本で学んだ比喩的な方法を自身の実験プロジェクト『Theater/ No Theater』の中にも取り込みたいと考えている。