ミリアム・ヤコブ
舞台芸術/ダンス

Miriam Jakob © Hein Peter Knes

ミリアム・ヤコブは、ダンスと振付をベルリンとアムステルダムにて、また、人類学と教育学をベルリンとミュンヘンで学んだ。自身の創作活動では、科学とフィクションを往還する作品づくりを中心に行っている。パフォーマー、ダンサー、振付家として、世界各国のアーティスト達と数多くのプロジェクトでコラボレーションを行っている。

ヴィラ鴨川滞在中は、まず、日本の落語の一人で演じる独特の語り芸や表現法についてリサーチする予定。また、日本のエッセイ文学(随筆)の様式を作り上げた作品のひとつといわれる清少納言の『枕草子』の痕跡を調査する予定。滞在中に学んだ技術や話術は、自身の新しい舞台作品に生かしたいと考えている。