エーファ・クノップフ
映画
エーファ・クノップフは、ゲッティンゲンで民俗学を、アムステルダムで映画とテレビ研究、カリフォルニアで修辞学と映画理論、ルードヴィヒスブルク映画アカデミーでドキュメンタリー映画監督(ドキュメンタリー映画製作)を学んだ。2011年からベルリン自由大学映像人類学科で講師を務める。その監督作品『Majubs Reise』(2013年)は、文化庁メディア芸術祭アート部門・審査委員会推薦作品に選出され、『Myanmarket』(2017年)は、ブレーメン州ドキュメンタリー映画奨励賞を受賞した。
ヴィラ鴨川滞在中は、日本古来の修復技法「金継ぎ」に着想を得て、エッセイ映画の制作に取り組んだ。金継ぎの手法に似せて、日本のサイレント映画の断片を起点に、それらを組み合せ、過去と断続性、侘び・寂びと現代日本についての作品を手がける。